スウェーデンの医師ハンス・ロスリングや、フランスの経済学者ジャック・アタリが、子どもの生存率と教育が、その国のGDPを押し上げると語っていた。子どもの教育と、経済と国力は深く関係している。
教育は、親の年収、住んでいる場所が大きく影響すると考えられている。生まれで子供たちの可能性を狭めてはいけないと、誰でも自由に学べるようにと、無料のオンラインスクールが世界中で始まった。オンラインスクールは、世界中を動いている家庭の子どもたちや、一つの学校に縛られない子供たちも通う自由な学びの場所となった。
テクノロジーによって、均一教育ではなく、一人ひとりに最適な問題を用意して、成長をサポートする技術も生まれ、教育のパーソナライズ化が急速に進んでいる。ところが、結局オンラインスクールも親の年収、住んでいる場所が大きく影響していることが分かった。
オンラインとオフラインの二元論ではなく、多角的複層的な視点を持ちながら考える必要がある。これからの時代を創造的に、豊かに生きるためには、これからの創造的な学びを考えていく。
