REPORT
Creativity Future Forum
2021.12.2 (THU)
19:05 @
【アーカイブ】特別授業 行政はクリエイティブそのもの
「新しい時代をプロデュースするという意味では、政治も代理店も本質は変わらない」(長谷部健)


「区議時代は”プロデューサーは区議、クライアントは渋谷区、ターゲットは区民”という広告的発想で立案していた」(長谷部健)


「2050年の渋谷は渋谷らしいコミュニティーとテクノロジーを取り込んで、”最先端の田舎暮らし”ができる街にしていきたい」(長谷部健)


SUMMARY

 現在2期目を務める渋谷区長 長谷部健が、博報堂時代の後輩でもあるUoC主宰の市耒健太郎を聞き手に、行政におけるクリエイティビティーを語った本セッション。
1972年に渋谷区神宮前に生まれた長谷部は、当時代々木公園で行われていた「青空保育」でさまざなバックグラウンドを持つ子どもたちと一緒に自主性を育まれた。この経験は「ちがいをちからに変える街」というスローガンの根幹になった。
NPO法人 green birdを設立してからは、ゴミのポイ捨て解消という課題に「ソーシャルグッド」というブランディングを施すことで取り組んでいった。また、「安易に暖簾分けしない」という運営方針は博報堂時代に担当した食品会社からの影響だという。
このように、広告代理店的な発想と経験を活かしていく方法論は区議になってからも発揮され、区長に選ばれてからもステートメントの作成にコピライターを登用したり、野宮真貴とカジヒデキによるPRソングを制作するなど、言葉・音楽・アートの力を借りて人々にメッセージを届けてきた。
玉川上水旧水路緑道の再整備など、渋谷区が持つ歴史的な資産とコミュニティーを残しながら、未来に続く渋谷像を日々刷新していく。