REPORT
Creativity Future Forum
2021.12.5 (SUN)
14:05 @ オンライン
【アーカイブ】恋する細胞を震わせる~伝える力とはなにか?
「普通のやり方だと広まらないから、みんなに手話に興味をもってもらえる方法を考えました。手話で楽しいことをやる!すごい!楽しそう!そうなったら社会が変わると思って。」(岡﨑 伸彦|一般社団法人手話エンターテイメント発信団oioi 代表理事)


「声で聞こえる人は目を見て話さないこともあるけど、手話なら相手をしっかり見ないといけない。だからしっかり伝わる。」(石田 竜士|一般社団法人手話エンターテイメント発信団oioi 理事)


「小さいころからアイコンタクトが当たり前になれば、もっと優しい社会になると思う」(中川 綾二|一般社団法人手話エンターテイメント発信団oioi 理事)


SUMMARY

「BARRIER CRASH 手話で壊し、手話で創る」を掲げて活動を続ける手話エンターテイメント集団、oioi。その運営の中心メンバーである代表理事の岡崎伸彦氏、理事の中川綾二氏、石田竜士氏の3人が手話によってその魅力を伝えた。
ともすれば聞こえない人同士のためのコミュニケーション手段と捉えられがちな手話だが、聞こえない人と聞こえる人を繋ぐこともでき、声が聞こえない遠くの場所からでも意思疎通ができ、さらには言語の壁を越えて外国の人ともコミュニケーションをとることができる可能性があるものとしてそのウイングを拡張する。SNSと同じように、使う人が増えれば増えるほど、その価値は指数関数的に拡大していくのだ。
耳が聞こえると、相手の表情を十分見ないでも会話は成り立つ。しかし、それゆえにその時の感情や機微を見逃しがちでもある。手話でコミュニケーションをとると、相手の表情、身振り手振りを見なければならず、逆にそれがコミュニケーションを深めることにもなる。さらには、そうした意識づけが認知症を防ぐ役割をも果たすとしたら、どうだろう。手話を通じて「新しいコミュニケーション」の可能性を探る、静かだが熱いセッションだった。