REPORT
Creativity Future Forum
2021.12.4 (SAT)
17:55 @
【アーカイブ】HOMO CONVIVIUM~自然のテックと人間のゆくえ
「知性で統治するというのは一神教的な部分もあるし、このデータ社会で人間がそこに寄り過ぎてしまうのはちょっと面白くないんじゃないか。そこで出てくるのがホモコンビビウム」(市耒健太郎|UoC主宰)


「ホモコンビビウムとは何かというと、キノコのことです。だから、共演のほうが主体であって、サピエンスのほうに修礼がないんです」(落合陽一|メディアアーティスト)


「猫のお世話をしてやっているのではなく、お世話させていただきます、という感覚。それは心身二元論でいうと、身体が求めているんです」(落合陽一|メディアアーティスト)


「数式やコンピュータのコードは呼吸。わかんないことがあったら、わかることを詰め込めばわかるようになる。なんでこれ解けないの?って聞かれたら、先生は解いたことあるけど俺はないんです、っていう」(落合陽一|メディアアーティスト)


SUMMARY

 メディアアーティスト・落合陽一が昨今提唱している「ホモコンビビウム(饗宴人)」という概念。ホモサピエンス(知性人)はデジタルの自然によって共鳴しあい、ホモコンビビウムに向かうという。人間の知性は環境を克服するための武器ではあったが、そもそも人間と環境は対立するものなのだろうか。対立の先にある、「 doing」と「being」の融合、ネットワークこそが人間のこれからの姿であり、知性だけでは捉えきれないその未来の姿をキノコに見出した南方熊楠は、キノコの沼に沈んでいった。デジタルの時代の存在とは? 美とは? 目的と手段、主体と客体が交差する世界にわれわれはどう対峙するのか? UoC主宰・市耒健太郎が落合陽一の世界観を引き出した。