2022.6.22

Human Creativity

【連載】Z EYES トビタテ!Z世代の視点 Vol.5

この連載はUNIVERSITY of CREATIVITY(UoC)×トビタテ!留学 JAPAN*が企画した連載プロジェクトです。本プロジェクトは、海外経験のあるトビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム奨学生(以下、トビタテ生)を対象とし、トビタテ生が各々持っている"創造性の種"を明らかにします。“創造性の種"に触れ合うことで、思考・発想の転換の第一歩を踏み出し、皆さんが何らかの「アクション」を起こすきっかけになれば幸いです。

#Z世代 



プロフィール
藤澤みのり。トビタテ!留学 JAPAN 日本代表プログラム大学生コース11期生。2019年秋から半年間、パリ近郊のフランス国立農業研究所に留学。大学ではヨーグルトの発酵に使用される乳酸菌について、健康効果やストレス耐性に関するメカニズムの研究を行う。留学先でも腸内細菌や乳酸菌と病気の関係について学ぶ。現在は、「食」を軸にスタートアップを紹介するウェブメディアでライターや、イベントの企画運営に関わる


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留学中に感動したモノ・コト、その中で感じたクリエイティビティとは



私が留学中に感動したのは、フランスの食文化でした。美味しいものばかりで味も見た目も華やかなので、毎回何を食べるか迷ってしまいます。また、地域ごとに食文化の違いを感じることができ、旅先でも食べたいものがありすぎて胃袋が足りなくなります(笑)。ベルギーの隣、北部に位置するリールでは、チーズやビールが有名で、ビールを使ったビーフシチューや、パンとハムにたっぷりとチーズをかけた料理が名物。一方、南部のニース やマルセイユでは、魚介類をふんだんに使用したスープや、フレッシュな野菜を使ったサラダを味わうことができます。私はこれらの食の多様性を味わったとき、クリエイティビティを感じました。特に、各地の風土、その場所の食材、生活スタイルに合わせて、最高の食文化を生み出す力がクリエイティビティだな、と感じました。





帰国後・最近感動したモノ・コト、その中で感じたクリエイティビティとは



最近私が感動したのは「WASARA」と言う名前のお皿です。こちらはなんと和紙を原料として作られたお皿で、先日外食をした際に出会いました。生分解性でコンポスタブル。それでいてデザイン性にも優れた素敵なプロダクトです。このお皿を一枚、食卓に使うだけで、何からできているんだろう?デザインは何からインスピレーションを受けているんだろう?何が環境にいいんだろう?と、いろんなことが気になってきます。このお皿のように身近なところから、環境やサステナブルについて考えられる機会を提供できることもクリエイティビティの力だな、と感じます。



私にとってのクリエイティビティとそれを今後どう活かしていきたいか?


私にとってのクリエイティビティは、素材の魅力を最大限引き出すための創意工夫の力。そして、創意工夫で生まれたものを受け取った人が、想像したり、考えたくなったりする力です。私も食を通じてより多くの人に笑顔を届けていく過程で、周囲の環境や人の魅力を最大限引き出し、少しづつ周囲の人の心を動かせるような人になりたいと思います。
 


自分を表すハッシュタグ


#人にも地球にも優しい食
#何事も楽しむ
#言葉にして伝える


尊敬するヒト・モノ


近藤康太郎氏(朝日新聞記者)     
三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾
「言葉にならない感情、言葉に落とせない思想は、存在しない。言葉にならないのではない。はなから感じていないし、考えてさえいないのだ。」
ハッとさせられるようなフレーズ。日々の感情の言語化を心がけるようになりました。
 

最近感じたクリエイティブなモノ


野菜クッキーでできた食べられるスプーン(PACOON)
プリンを食べながら一緒にクッキーも食べられる、一石二鳥なスプーン
 
 
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*トビタテ!留学 JAPAN とは
文部科学省の官民協働留学促進キャンペーン。若者の留学機運を高め倍増する目標を掲げて2013年にスタート。主な取り組みである「日本代表プログラム」は、100%民間の寄附を財源とし、民間企業約250社から123億円以上の寄附を受け、返済不要の奨学金でサポートする留学支援制度です。既に約9,500名以上を選抜し約100か国に留学しています。その他、高校生向けの海外関心喚起施策「#せかい部」を展開するほか、オールジャパンで留学を応援しています。
https://tobitate.mext.go.jp