2021.11.4

Creativity Future Forum

Circular Creativity Lab.   CATALYSTからのメッセージ

#Circular Creativity Lab  #赤坂サステナブルシティ  # Award  #リユース 



太刀川 英輔(NOSIGNER代表 / JIDA理事長 / 進化思考家 / デザインストラテジスト / 慶應義塾大学特別招聘准教授)


科学者は50年前、文明はすでに「成長の限界」を迎えていると言いました。そして10年前には「惑星の限界」を突破していると指摘されています。生態系から素材を奪い続けて、廃棄し続ける。こんなバカな事はいつまでも続けられないのです。
この流れを変える具体的な方法の一つが、循環社会を作ること。生態系の負担を減らして、廃棄物を材料として何度も循環して使う方法を、すべての廃棄物で考える必要があります。こうした時代の要請があると言う意味で、廃棄物はいま最高に魅力的な素材でもあるのです。
廃棄物を魅力的に使うためには、価値への翻訳者がいります。あなたの創造性でこの翻訳をぜひ実現してください。


ジュール アメリア(IDEO Tokyoデザイン・ディレクター)


赤坂の街に役に立つデザインのヒントが見つかるとデザインしやすくなると思います。距離的に可能であれば赤坂の街を実際に歩いてみたり、赤坂でビジネスを営んでいる人や、住んでいる人と話せたりするとベストですね。難しい場合は、似たようなビジネス街の人々との会話を通して、街自慢や、街をさらに伸ばして行きたい方向を引き出したり、廃材の利用アイデアを早い段階でいくつか見せながら会話ができると、廃材の活かし方がどんどん見えてくると思います。




佐野 文彦(建築家 / アーティスト)


90年代以降、インターネットのブロードバンド化をきっかけとした時代の大きな変化が、大陸プレートにかかるストレスのように溜まっているのを感じていた昨今、covid-19 によって大地震が起こったかのように強制的に社会は変容させられました。今まで見ていたものは守るべきものだったのか、成長や豊かであるとはどういったことか、価値とは何か、を突きつけられたように感じます。手間や効率を優先して積み上げられてきた資本主義社会において、放棄し忘れ去られてきた価値を引き出し、新しい豊かさに気づくきっかけを作れたらと思います。




横尾 俊成(港区議会議員)


世代交代を含め、変わりゆく「赤坂」という街には歴史と伝統、そこで培われた文化をベースに、さまざまなポテンシャルがあります。皆さんの関わりしろも、実はたくさんあります。私の仕事は、まちづくりに関わる人を増やすこと。ぜひ、皆さんと一緒に赤坂のこれからを妄想し、これまでにないような企画を考えて、多くの方が街に参加する仕掛けをつくりたいと思います。産官学民NPO、それぞれの枠を超えて、たくさんの方に参加していただくことを期待しています。因みに、個人的には現在、都市部でコミュニティコンポストを広げる活動にハマり中。企画・アイディア募集中です!




恵川 義孝(赤坂氷川神社 禰宜(ねぎ))


資源を大切にすることは非常に良いことであり、廃材となるか、息吹が吹き込まれ新しい活躍の場ができるかはアイデア次第となります。歴史があり、さまざまな魅力があることに加え、資源を大切にする街として発展できればと思っております。私個人としては、赤坂の主たる19の坂に何かを残せないか、神社に「和」をモチーフにした展開ができないかなど妄想中です。皆さまと一緒に、創り上げられたら幸いです。




吉岡聰一郎(株式会社陶香堂 代表取締役 / 赤坂一ツ木通り商店街振興組合 副理事長)


私の生まれ育った町「赤坂」は、歴史・文化・芸能・食と様々な顔を持っています。また、数多くの名所があります。本来使用されるべきだった未使用材料が新しい形で陽の目を見ることができるのは、素晴らしいことです。それらが、この「赤坂」で披露されることで、面白い化学反応が起こる気がします。店舗内、路上、施設内など置ける所は豊富です。雰囲気や景観を損なわず、シナジー効果が得られ、人々に楽しさや癒しが感じられる作品、そして人も街も益々元気になることを期待しています。




小久保茂紀(赤坂まるしげ 店主)


フードロスは、自分達飲食業界でも大きな問題のひとつですが、廃材、未利用材の活用は、まさに同じ事だととらえています。
大きく考えてしまうと何も出来なくてなってしまうので、まずは自分達の周り、身近なところで小さな事からはじめられればと感じです。
街角の一角に、飲食店の内装に、人が集まる街の公園や神社、学校等の一角に。
見て面白い、ホッとする、実用性もある。そして、街の人に愛され、みんなの和の話題にあがるような作品を期待しています。




桝本 瑠璃(TBSテレビ デザインセンター デザインマネジメント部)


私たちは、本来自然界に存在しなかった「廃棄物」を生み、地球に負荷をかけてきました。これからは、あらゆる廃棄物を資源として捉え、知恵と工夫で廃棄物から価値を創出し、また新たな廃棄物を生まない設計を意識することが大切だと思います。皆さまの創造力で、たくさんの人の気持ちを動かす、ワクワクする作品が生まれることを楽しみにしています。




増田 隼人(TBSテレビ デザインセンター デザインマネジメント部)


首都圏再開発ラッシュが始まる中、いずれの開発も、他との差別化をすることに一生懸命になっています。流行っている有名店を誘致するなど、それまでその街の歴史の文脈にない新しい価値を付加するのも一つの手法ですが、「まちづくり」というのは一瞬で出来上がるものではなく、森や木を育てていくようなことに近いような気がしています。まずは赤坂という街の文化の土壌としっかり向き合い、その土に合った草木の種をまき、赤坂を愛する人々の活力が肥料と水となり、長い年月をかけてじっくり育てて繋いでいく事。それが結局のところ他には真似のできない個性になるような気がしています。いろいろなお話ができたら嬉しいです。




Catalyst
img
太刀川 英輔
NOSIGNER代表 | JIDA(公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会)理事長 | 進化思考家 | デザインストラテジスト | 慶應義塾大学特別招聘准教授

デザインストラテジストとして、プロダクト、グラフィック、建築などの高度なデザイン表現を活かし、SDGs等を扱うプロジェクトで希望ある未来をデザイン。国内外の100以上のデザイン賞を受賞、グッドデザイン賞等の審査委員を歴任する。 山本七平賞を受賞した著書『進化思考』(海士の風、2021年)に体系化された、自然から創造性の本質を学ぶ思考法は、産学官の創造的人材育成に用いられる。 主なプロジェクトは、東京防災、PANDAID、2025大阪・関西万博日本館基本構想など。 他の著書に『デザインと革新』(パイ インターナショナル、2016年)がある。 https://nosigner.com/

Read More
img
ジュール アメリア
IDEO Tokyo デザイン・ディレクター

IDEO Tokyo のデザイン・ディレクター。東京の多文化コミュニティで様々な価値観に触れながら育ち、人びととのオープンな会話がアイデアの種へとつながると感じている。20年以上にわたり、あらゆる規模のクリエイティブプロジェクトをリードしてきた経験を持つ。IDEOでは、高齢者向けの医療製品のリデザインや農業のシステムデザイン、そしてミレニアル世代向けの新しい美容体験のデザインなど多岐にわたるプロジェクトに携わる。人間中心的なデザインプロセスに、環境と社会の視点を含むエコシステム全体のデザインこそが、この先10年のビジネスイノベーションの原動力となると期待を寄せている。

Read More
img
佐野 文彦
建築家/アーティスト

1981年奈良県生まれ。京都、中村外二工務店にて数寄屋大工として弟子入り。年季明け後、設計事務所を経て、2011年独立。 現場の経験から得た工法や素材、寸法感覚を活かし、コンセプトから現代における日本の文化とは何かを掘り下げ作品を製作している。 2016年には文化庁文化交流使として16か国を歴訪し、世界各地で現地の素材や文化、工法などを取り入れながら地域の人々と共に「もてなしの場」としての茶室を作るプロジェクトを敢行。 帰国後も様々な地域の持つ文化の新しい価値を作ることを目指し、建築、インテリア、プロダクト、アートワークなど、国内外で領域横断的な活動を続けている。 EDIDA 2014 ELLE DECOR Young Japanese Design Talent、2016年度文化庁文化交流使、IF DESIGN AWARD、GOOD DESIGN AWARD 、Dezeen Awards shortlists、FRAME AWARD nominate、IDEA-TOPs nominate、等多数

Read More
img
石渡 美奈
ホッピービバレッジ株式会社代表取締役、HOPPY team TSUCHIYA チームオーナー

立教大学文学部卒業後、日清製粉(現:日清製粉グループ本社)に入社。人事部に所属し、1993年に退社。広告代理店でのアルバイトを経て、1997年に祖父が創業したホッピービバレッジに入社。広報宣伝を経て、2003年取締役副社長に就任。2010年より現職。 早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了(MBA)、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修了(SDM修士)。 ニッポン放送『看板娘ホッピーミーナのHoppy Happy Bar』パーソナリティ、2015-2016年度東京愛宕ロータリークラブ会長、一般社団法人新経済連盟 幹事、学校法人立教学院評議員、早稲田大学商議員、Super GT 300クラスHOPPY team TSUCHIYAチームオーナー、一般社団法人全国清涼飲料連合会 環境委員会所属。 著書に、『社長が変われば会社はかわる!』(阪急コミュニケーションズ)他多数。

Read More
img
横尾 俊成
港区議会議員

早稲田大学大学院を修了後、株式会社博報堂に就職。自動車会社、アパレル、政党などを担当し、コミュニケーション戦略の立案やインターネット広告の設計等を担当。社長賞受賞。全国でごみ拾いやまちづくりを行うNPO法人green birdの代表を経て、東京都港区議会議員に立候補し、3期連続当選。「みなと政策会議」幹事長。株式会社まちのプロデューサーズ代表取締役。慶應義塾大学大学院後期博士課程に在籍中。「茜まつり」実行委員。著書に、『「社会を変える」のはじめかた』、『18歳からの選択』。

Read More
img
恵川 義孝
赤坂氷川神社 禰宜

早稲田大学卒業後、株式会社イトーヨーカ堂に就職。バイヤーや労働組合専従を歴任するも、8年前兄の急逝に伴い退職。國學院大學に通い神職資格を取得後、赤坂氷川神社に奉職。地域の方々と一体となり、悲願であった宮神輿の復活や江戸型山車の修復に力を注ぎ、地域各所に山車展示場が完成するほどまでに成長。祭礼の拡大や神前結婚式を柱とする傍ら、「茜まつり」実行委員、「赤坂地区活性化協議会」理事として、地域の発展のため各種行事にも参画。また勝海舟・坂本龍馬師弟像の建立や、赤坂の名前の由来となった「茜草」の育成にも寄与し、歴史・伝統の振興も推進。

Read More
img
吉岡 聰一郎
株式会社陶香堂 代表取締役、赤坂一ツ木通り商店街振興組合 副理事長

東海大学卒業後、アメリカへ留学。帰国後、IT関連商社、飲食業を経て2009年から現職に就く。本業の傍ら、商店街など諸団体に所属し、地域活性事業にも長く携わる。 現代では食事の時間さえ満足に取ることが出来ない人が増えています。「食」に携わる者として、うつわを通じて現在の日本社会に少しでも寄与できたらと思っています。好みのうつわを眺めていると、心が少し豊かになるのを感じます。日々の忙しさから気持ちをリセットするために十分な癒しでもあります。また、うつわを通じて伝承すべき和の心や食文化を、国外へも様々な形で伝えていきたいと考えています。

Read More
img
小久保 茂紀
赤坂まるしげ 店主

1972年5月18日生まれ。埼玉県出身。高校卒業後、調理師学校へ。和食店、居酒屋店にて修業を積み、2000年に27歳にして【赤坂まるしげ】を開業。自分が食べたいもの、本当に美味しいものを大衆居酒屋で体現するため、日々、食材やお酒、調理法を探しています。 2011年の東日本大震災で、赤坂の街が、どんどん暗くなっていく姿を目の当たりにし、これをきっかけに、街興しに参加し、飲食中心に定期的に赤坂のイベントをはじめる。

Read More
img
桝本 瑠璃
TBSテレビ デザインセンター デザインマネジメント部

09年TBSテレビ入社。主に音楽・情報・バラエティ番組、イベントのセットデザイン、プロデュースを担当。(「音楽の日」「COUNT DOWN TV」「櫻井有吉THE夜会」「サンデージャポン」など) 番組以外に、SDGsプロジェクト、ブランディング関連のアートディレクションや空間プロデュースを務めている。

Read More
img
増田 隼人
TBSテレビ デザインセンター デザインマネジメント部

2011年TBSテレビ入社。CGデザイナー・VFXスーパーバイザー・番組セットデザイナーを経て、 赤坂エンタテインメント・シティプロジェクト発足とともに、PJ推進に従事。全体統括。

Read More
img
近藤 ヒデノリ
PRESS 共同編集長/サステナビリティ研究領域フィールドディレクター/クリエイティブプロデューサー

CMプランナーを経て、NYU/ICP(国際写真センター)修士課程で写真と現代美術を学び、9.11を機に復職。近年は「サステナブルクリエイティビティー」を軸に様々な企業・自治体・地域のブランディングや広報、商品・メディア開発、イベントや教育に携わり、2020年に創造性の研究実験機関 UNIVERSITY of CREATIVITY(UoC)サステナビリティフィールドディレクターに就任。ゼミ「SUSTAINABLE CREATIVITY」実践編・探究編ほか、「Tokyo Urban Farming」「Circular Creativity Lab.」を主宰し、領域を越えて持続可能な社会・文化をつくる創造性の教育・研究・社会実装を行っている。 編共著に『INNOVATION DESIGN-博報堂流、未来の事業のつくりかた』、『都会からはじまる新しい生き方のデザイン-URBAN PERMACULTURE GUIDE』等。「Art of Living」をテーマとした地域共生の家「KYODO HOUSE」主宰。グッドデザイン賞審査員(2019年[取り組み・活動部門、フォーカスイシュー[地域社会デザイン]、2020年[システム:ビジネスモデル部門])他、審査員・講演多数。湯道家元で元バックパッカー、ハンモックとサウナとお酒が好き。

Read More