2021.11.8

Gastronomy

横断領域|Gastronomy as a Social Sculpture 社会彫刻としてのガストロノミー

食に関係しない人は存在しない。食とは人間の幸せにも存亡にも直結した、根源的な問いの集合体である。本研究領域は、人の営みとしての食活動を全人的、全球的、そして未来からのバックキャスティング視点で捉え直し、学問的態度で食に挑む。その指針として、私たちは本研究領域の名称を「Gastronomy as a Social Sculpture|社会彫刻としてのガストロノミー」と据えることにした。

私たちは食べかたを通して、生きかたを問う。

社会のアーキテクチャを問う。地球の行く末を問う。

望まないディストピアを退けながら、たぐり寄せたい未来の姿を問う。

全世界の一般市民、つまり私たち自身とその身近な人々までもが、否が応でも生命について考えさせられるパンデミックを経験し、食にまつわる問いの重要性はこれまでにないほどますます高まっている。そんな今年、私たちUoCは、その中央にキッチンを置いた。しかし、ここはレストランではない。料理学校でもない。ましてや美食倶楽部でもない。UoC GastronomyとはUNIVERSITY of CREATIVITYの各研究テーマを横断する研究領域。文理芸・産官学のプレイヤー、そのすべてに接続し、触発し合い、知の乳化作用を起こしていく。ここは、「創造的な食の実践者」として、主導的立場で社会に働きかけられる人材が結集する創造知のプラットフォームなのだ。